歴史をつくるそのとき、その場にいたい、との思いに突き上げられて国会前に行った。もちろん、戦争法案を止めたいからでもある。
警備がすごくて、国会正門前にはたどり着けなかった。それは予想通り。もっと早くに行っていないと無理だ。憲政会館の庭で少し休んで、桜田門方面に出て帰ってきた。それが3時半過ぎ。なのに、まだ国会に向かう人がいる。帰る人と同じくらい後から後から続いている。群衆の中にいるときは、ほんの一部しか見えないので、10万人いるかな?と思ったが、そのときは「もしかしたら」という嬉しさがこみあげた。数は力!これだけの人たちが反対しているのに、なぜ?
でも、戦争法案に反対したということは、この日集まった10万人以上の人たちのDNAに染みわたっているにちがいない。最悪の事態になりそうなとき、じわりじわりと、さらにさらに大きな力となっていくだろう。そんなことを確信できた30日でもあった。
その日、プラカードに「わたしたちが 戦争しない未来をつくる」と書いて掲げた。どこかで見たフレーズがとても気に入ったので、お借りした。