終了しました: 今回も好評のうち、2日間の研修が終わりました。身につけるには厳しい努力が必要と分かりました。何度もうけるぞ~!!
ファシリテーター養成特別研修:米国のグループ支援実践に学ぶ
夫・交際相手から暴力(DV)を受けた女性のサポートグループ研修 基礎編
グループ支援は重要な社会資源です。
DVを受けた女性たちは孤立しがちです。グループでの支援は、同じような経験をした女性たちが語り合うことで、暴力を受けたのは自分だけではない、被害を受けた女性が悪いのではないこと、DVを生み出す社会的構造があることなどに、気づいていくためにとても効果的です。このようなグループ支援にはファシリテーションの技術が不可欠です。
ファシリテーション技術を体系的、実践的に学ぶ場は限られています。この研修では初めての参加者はもちろん、これまでの研修参加者にとっても新しい学びや気づきがあり、グループ支援の有効性を体験できます。ぜひ、共に学びましょう。
講師 吉浜美恵子(社会福祉学博士ミシガン大学社会福祉学大学院教授)
日 程 2017年12月23日(土・祝)~12月24日(日)
両日とも10:00~17:00
* 原則全2日間通しての参加を前提とした研修です。日程調整が困難な方は参加申込書に記載してください。但し、2 日目のみの参加は不可。
研修内容:グループ支援の理論と参加型のトレーニング(ロールプレイや小グループでの演習)を通して、グループの持つ力を体感したり、実践に即したファシリテーション技術を学びます。
対象者:DVを受けた女性のグループ支援に関わっている人、および官民相談機関の担当者・管理者、グループ支援に関心がある人(学生歓迎)など。
定員 25名
参加費 25,000円 *参加費・交通費助成の制度あります。(助成額 5,000 円 人数制限あり)
希望者には、宿泊施設のご案内をいたします。下記主催者にご連絡ください。
会場 東京都港区立男女平等参画センターリーブラホール
申込 「参加申込書」(別紙)に記入の上、下記の主催団体宛に、メールかFAXまたは郵送でお申込みください。
申込締切 2017年11月10日(金)必着
受講通知 受講の可否は、できるだけ早く11月22日(水)までに連絡します。
主催(特非)男女平等参画推進みなと(GEM) E-Mail : gemevent1789@gmail.com Fax: 03-3280-4981 ℡: 080-4599-9563(問合せのみ)
住所: 〒108-0075東京都港区港南3丁目4番8-1111号 HP: http://gem-net.link/
協力 サポートグループ研究会(特非)フォトボイス・プロジェクト
後援(特非)全国女性シェルターネット
吉浜美恵子さん 社会福祉学博士
米国ミシガン大学社会福祉学大学院教授。カリフォルニア州UCLAにて社会福祉博士号および修士号取得。カリフォルニア州とミシガン州においてソーシャルワーカー免許を保持し、臨床経験も豊富。アクション・リサーチを通し、調査研究と市民(女性)運動の融合、政策提言や評価、援助プログラムの拡充に向けての調査研究、実践にたずさわる。日本においては、1992年、「夫(恋人)からの暴力」調査研究会を共同設立し、日本で初めてのDV全国調査を実施(調査結果は共著『新版ドメスティック・バイオレンス』有斐閣)。東日本大震災後、被災した女性たちとともにフォトボイスの手法を使ったグループワークを継続実践している。
〇サポートグループ
メンバー間の相互援助や相互交流、およびメンバー自身の持つ対処能力の向上を目的としたグループ。
〇ファシリテーター
グループにおいてメンバーの意見や力を引き出しながら、メンバー同士の話し合いを深める進行役。
メンバーが、自分の経験や感情を語ること、自分自身や社会への気づき、メンバー間の相互援助などを促し、グループの力を利用しながら、メンバーの目標やグループ全体の目標達成を目指す。
サポートグループ研修基礎編申込用紙
サポートグループ研修基礎編チラシ